【京都・嵐山】嵯峨野トロッコ列車と保津川下りを満喫|予約・料金・おすすめモデルコース

旅行
嵐山 嵯峨野トロッコ列車
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京都・嵐山といえば、渡月橋や天龍寺、竹林の小径を思い浮かべる方が多いでしょう。

もちろんそれらも外せない名所ですが、時間に余裕があるなら、ぜひ体験していただきたいのが「嵯峨野トロッコ列車」「保津川下り」です。

渓谷をゆっくり走るレトロな観光列車と、四季折々の自然に包まれながら舟で川を下る約2時間の船旅。同じ保津峡でも、列車から眺める景色と舟から見上げる景色では印象がまったく異なり、京都の自然の美しさを存分に味わうことができます。

私も実際に両方を体験しましたが、「嵐山観光でもっとも思い出に残った」と感じるほど満足度の高いアクティビティでした。

この記事では、予約方法やおすすめの座席、モデルコース、実際に体験して感じたことまで詳しくご紹介します。

嵯峨野トロッコ列車と保津川下りはセットで楽しむのがおすすめ

嵯峨野トロッコ列車

嵯峨野トロッコ列車と保津川下りは、それぞれ単独でも十分楽しめますが、ぜひセットで体験することをおすすめします。

おすすめのルートは、

トロッコ嵯峨駅(嵐山) → トロッコ亀岡駅 → 保津川下り → 嵐山

というコースです。

行きは渓谷を見下ろす列車の旅。

帰りはその渓谷の中をゆったりと舟で下る旅。

同じ保津峡でも見る角度が変わるだけで景色は大きく変わり、「こんなにも違うのか」と驚かされます。

保津川下り

嵐山散策だけでは味わえない、京都の雄大な自然を満喫でき、川下りの後は、お好みで嵐山観光も楽しめるコースです。

半日で満喫!嵯峨野トロッコ・保津川下り、おすすめモデルコース

時間に余裕をもって楽しみたい方には、次のスケジュールがおすすめです。

時間 行程
8:45頃 トロッコ嵯峨駅到着・記念撮影
9:02 トロッコ嵯峨駅 出発
9:25 トロッコ亀岡駅 到着
9:30頃 路線バスで乗船場へ移動
10:00 保津川下り 出発
12:00頃 嵐山到着
12:30頃 ランチ・渡月橋・竹林の小径を散策

始発駅では停車時間があるため、トロッコ列車と一緒に記念撮影を楽しめます。

午前中に保津川下りまで終えると、午後は嵐山散策やカフェ巡りなど、時間に余裕をもって観光できます。

旅行前に知っておきたい旅情報

所要時間

トロッコ列車の旅と保津川下りで実際にかかった所要時間は約2時間40分です。

内容 時間
トロッコ列車 約25分
路線バス 約15分
保津川下り 約2時間

午前中に楽しめるので、その後も嵐山観光をゆっくり満喫できます。

費用

トロッコ列車の旅と保津川下りで実際にかかる費用は7,380円です。(2026年7月現在)

内容 料金
嵯峨野トロッコ列車 880円
路線バス 500円
保津川下り 6,000円
合計 7,380円

※飲食代などは別途必要です。

JR京都駅からのアクセス

嵯峨野トロッコ列車を利用する場合は、JR嵯峨嵐山駅までJR嵯峨野線(山陰本線)を利用するのが便利です。

  • JR京都駅 → JR嵯峨嵐山駅 約17分
  • JR嵯峨嵐山駅 → トロッコ嵯峨駅 徒歩約1分
  • トロッコ亀岡駅 → 保津川下り乗船場 路線バス約15分(運賃:大人500円)

 

補足
保津川下りのみ利用する場合は、JR京都駅 → JR亀岡駅 約30分、JR亀岡駅 → 保津川下り乗船場 徒歩約10分でアクセスできます。

地図で確認しておきたい主要駅

トロッコ嵯峨駅
トロッコ亀岡駅
保津川下り乗船場

嵯峨野トロッコ列車|車窓から楽しむ保津峡の絶景

嵐山 嵯峨野トロッコ列車

保津峡の絶景を走る、京都を代表する観光列車

嵯峨野トロッコ列車は、嵯峨嵐山から亀岡まで約7.3kmを結ぶ観光列車です。

列車が走る保津峡は、桂川が長い年月をかけてつくり出した渓谷で、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は澄んだ空気と静かな景色が楽しめる京都屈指の景勝地として知られています。

約25分の乗車時間ですが、ゆっくりと走るため、車窓いっぱいに広がる自然を存分に楽しめます。

レトロな車内に響く「ガタンゴトン」という心地よい音を聞きながら眺める景色は、どこか懐かしく、日常を忘れさせてくれる時間でした。

明治時代、人の手によって築かれた線路

現在トロッコ列車が走る路線は、明治時代に保津峡で切り出した木材を運搬するために整備されました。

当時は重機もなく、険しい崖に沿って線路を敷く工事は、くわやスコップなどを使い、人の手で少しずつ進められたそうです。

切り立った岩肌のすぐ脇を走る景色を見ると、「こんな場所によく線路を造ったものだ」と思わず感心してしまいます。

現在ではその歴史ある路線を活かし、多くの観光客が訪れる人気の観光列車として親しまれています。

2027年春、新型車両へリニューアル予定

嵐山 嵯峨野トロッコ列車

現在運行している車両は、2027年春から順次新型車両へ更新される予定です。

新型車両では、安全性や乗り心地が向上するほか、5号車だけだったガラス張りの開放的な眺望がさらに充実すると発表されています。

一方で、現在の車両ならではのレトロな雰囲気や、「ガタンゴトン」と心地よく揺れながら走る乗り味は、今しか体験できない魅力でもあります。

昔ながらのトロッコ列車を楽しみたい方は、新型車両へ切り替わる前に訪れてみるのもおすすめです。

車窓から楽しめる絶景

嵐山 嵯峨野トロッコ列車

トロッコ列車最大の魅力は、保津峡の雄大な自然を間近で楽しめることです。

列車は断崖絶壁のすぐ脇をゆっくりと走り、眼下には桂川上流に位置する大壇川(おおいがわ)の清流が広がります。

嵐山 嵯峨野トロッコ列車

急階段を上り、つり橋を渡ってやっとたどり着ける、崖っぷちに建つ秘境の駅、無人駅のトロッコ保津狭駅は、ハカリヨン(鐘)や商売繁盛を願う縁起物、信楽焼の狸が置かれています。

春には山桜が渓谷を彩り、初夏は鮮やかな新緑、秋には一面の紅葉、そして冬は葉を落とした木々の間から澄んだ景色が広がります。

季節ごとにまったく違う表情を見せてくれるため、一度訪れると「また違う季節にも乗ってみたい」と思わせてくれる景色です。

乗車時間・料金・予約方法

項目 内容
運行時間 9:00~16:00頃
所要時間 約25分
料金 大人 880円 / 小人 440円
座席 全席指定席
予約開始 乗車日の1か月前(前月同日)の0:00から
チケット QRコードで乗車
キャンセル料 乗車当日から発生

※桜・紅葉シーズンは早めに満席になることが多いため、予定が決まったら早めの予約がおすすめです。

どの駅から乗るのがおすすめ?

嵐山 嵯峨野トロッコ列車

初めて乗るなら、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで乗車するのがおすすめです。

トロッコ嵯峨駅は始発駅のため、発車まで比較的時間があります。そのため、停車中のトロッコ列車と一緒に記念撮影を楽しめるのも魅力の一つです。

また、JR嵯峨嵐山駅に隣接しているため、京都駅からのアクセスも良く、多くの観光客がこの駅から乗車していました。

また、保津峡の景色を最初から最後まで楽しめるので、初めて乗車する方にはトロッコ嵯峨駅からの利用をおすすめします。

一方、嵐山観光の途中で立ち寄る場合は、竹林の小径から徒歩圏内にあるトロッコ嵐山駅から乗車するのも便利です。

おすすめは5号車「リッチ号」

座席を選べるなら、一番人気は、5号車「リッチ号」です。

窓がなく、天井もガラス張りになっているため、風を感じながら保津峡の絶景を楽しめます。

特に人気なのが、進行方向を向いた偶数番号のD席。偶数番の席は、保津川側の景色を眺める時間が比較的長いため、多くの方に選ばれています。

ただ、列車は途中で川の左右を何度か入れ替えながら進むため、奇数番号の席でも十分に美しい景色を楽しめます。

私は実際に5号車リッチ号でない車両の奇数番号の席に乗車しましたが、車窓いっぱいに広がる保津峡の景色を存分に満喫することができました。「リッチ号を予約できなかった…偶数席を予約できなかった…」と心配する必要は全くありませんので、安心してください。

また、5号車は開放感が魅力の一方で、雨の日は風や雨が入り込みます。傘は使用できないため、携帯用のレインコートを持参すると安心です。

ベストシーズンはいつ?

もっとも人気があるのは、桜が咲く春と紅葉の秋です。

もちろん桜や紅葉のシーズンは人気ですが、新緑が美しい初夏と、紅葉の余韻が残る12月初旬もおすすめです。

観光客も比較的落ち着き、チケットが取りやすい時期なので、車窓に広がる保津峡の景色をゆったりと眺めながら、贅沢な時間を過ごせます。

また、例年1月から2月末頃までは冬季運休となりますが、雪景色の保津峡を走るトロッコ列車もいつか見てみたいと思わせてくれるほど、美しい路線です。

保津川下り|舟の上から楽しむ保津峡の絶景

保津川下り

嵯峨野トロッコ列車で亀岡まで行ったら、そのまま保津川下りを楽しむのがおすすめです。

約16kmの保津川(大壇川・桂川)を舟でゆっくりと下り、渡月橋のある嵐山まで戻る約2時間の船旅。列車から見下ろしていた保津峡を、今度は川の上から見上げることができるため、同じ景色でもまったく違った表情を楽しめます。

保津川下り

保津川下りの歴史は約400年前までさかのぼります。江戸時代初期、角倉了以(すみのくら りょうい)が川を整備し、木材や物資を運ぶ水運として発展しました。現在では、その歴史ある水路を観光舟として楽しめる、京都を代表する人気アクティビティとなっています。

トロッコ列車との組み合わせがおすすめ

保津川下り

トロッコ列車と保津川下りは、セットで楽しむことで魅力がさらに広がります。

私がおすすめしたいのは、

トロッコ嵯峨駅 → トロッコ亀岡駅 → 保津川下り → 嵐山

というルートです。

トロッコ亀岡駅に到着したら、保津川下りの乗船場まで運行している京阪交通の路線バスを利用します。乗車時間は約15分、運賃は大人500円です。

おすすめは、トロッコ列車が亀岡駅に到着してから約30分後に出発する保津川下りを予約すること。受付や乗船前の説明を受ける時間にも余裕があり、慌てることなく乗船できます。

保津川下り行きバス停

私が利用した日は、トロッコ亀岡駅に到着すると、バスはほとんど待つことなく出発しました。ただし、タイミングによっては乗り遅れると次の便まで約30分待つこともあります。トロッコ列車を降りたら、案内表示に沿って早めにバス乗り場へ向かうと安心です。

保津川下り行きバス停

例えば、トロッコ嵯峨駅9:02発・トロッコ亀岡駅9:25着の列車を利用すると、10:00発の保津川下りにちょうどよく接続できます。

例えば、

時間 行程
9:02 トロッコ嵯峨駅 出発
9:25 トロッコ亀岡駅 到着
9:30頃 専用バスで乗船場へ移動
10:00 保津川下り 出発

このスケジュールなら、とてもスムーズに楽しめます。

基本情報・料金・予約方法

項目 内容
運行時間 9:00~15:00頃
所要時間 約2時間(天候・水量により変動)
料金 大人 6,000円・子ども 4,500円
予約開始 乗船日の3か月前から
キャンセル 前日まで無料
対象 身長80cm以上

人気のシーズンは満席になることもあるため、予定が決まったら早めの予約がおすすめです。

服装と持ち物

保津川下りでは、動きやすい服装がおすすめです。

乗船すると、細長い舟の中で板張りの座席に横並びで座ります。座席は自由ではなく、乗船人数やバランスを考えて船頭さんが案内してくれます。

また、急流では水しぶきがかかることがあります。舟には水よけのシートが用意されていますが、レインコートを持参するとより安心です。現地でも購入できます。ただし、晴れている日は誰もレインコートは着ていませんでした。

約2時間があっという間に感じる舟旅

保津川下り

「2時間は少し長いかな」と思う方もいるかもしれません。

実際に乗ってみると、その心配はいりませんでした。

急流ではスリルを味わい、穏やかな流れでは鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾けながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

私は船酔いしやすいほうですが、不思議なことにまったく酔うことはありませんでした。

心地よい風を感じながら景色を眺めていると、思わずうとうとしてしまうほど穏やかな時間もあり、約2時間の船旅はあっという間に感じられました。

船頭さんのお話も旅の楽しみのひとつ

保津川下りで印象に残ったのは、船頭さんのお話です。

保津峡の歴史や自然、京都の観光情報などを、ユーモアを交えながら楽しく紹介してくださるので、景色を眺めるだけでなく、耳でも旅を楽しむことができました。

その日の出来事や季節ならではのお話を聞けるのも、保津川下りならではの魅力です。

最後のお楽しみ「船上コンビニ」

保津川下り

舟旅も終盤になると、一艘の舟がゆっくりと近づいてきます。

「何だろう?」と思っていると、それは保津川下り名物の船上販売でした。

創業100年以上の琴ヶ瀬茶屋が運営しており、おでんや焼きイカ、みたらし団子、ビールやソフトドリンクなどを購入できます。

保津川下り

舟の上で温かいおでんを味わったり、焼きイカを頬張ったりする時間は、保津川下りならではの特別な楽しみです。

お腹が空いていなくても、旅の思い出として何か一つ購入してみるのもおすすめですよ。

ベストシーズン

保津川下り

保津川下りは、一年を通して違った景色を楽しめます。

春は桜、夏は青々とした新緑、秋は渓谷を彩る紅葉、そして冬は雪景色に出会えることもあります。

どの季節にも魅力がありますが、自然の中をゆったりと流れる時間は、季節を問わず心を癒やしてくれるでしょう。

まとめ

嵯峨野トロッコ列車と保津川下りは、それぞれ単独でも楽しめますが、セットで体験することで保津峡の魅力をより深く味わえます。

レトロなトロッコ列車に揺られながら眺める渓谷の景色、そして保津川の流れに身を任せながらゆったりと進む舟旅。同じ保津峡でも、列車と舟では見える景色や感じる空気が異なり、それぞれに違った魅力があります。

私自身、実際に体験してみて「嵐山に来たらぜひ一度は体験してほしい」と感じた、おすすめのアクティビティです。

京都旅行を計画している方は、ぜひ嵯峨野トロッコ列車と保津川下りをセットで楽しみ、嵐山の自然が織りなす絶景を満喫してみてください。

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