ヴェネツィア観光|イタリアの世界遺産、水の都を歩く2泊3日

旅行
ヴェネツィア
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「水の都」と呼ばれるヴェネツィア。

運河と歴史ある街並みが織りなす美しい景色は、歩いているだけでも心惹かれる魅力にあふれています。「ヴェネツィアとその潟」は、1987年に世界文化遺産に登録されています。

今回のイタリア旅行では、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェを巡り、ヴェネツィアでは2泊3日を過ごしました。

サン・マルコ広場周辺の観光名所をはじめ、ゴンドラやカフェ、ジェラート、レストランでの食事など、ヴェネツィアならではの時間も楽しみました。

実際に歩いてみると、細い路地や小さな橋、運河沿いの景色など、目的地へ向かう途中にも心惹かれる風景が次々と現れます。

この記事では、2泊3日で巡った観光スポットや実際に利用した交通手段、ゴンドラ、カフェなど、ヴェネツィアで過ごした旅の様子をご紹介します。

サン・マルコ広場

ヴェネツィア2泊3日|今回の旅で訪れた場所

日程 観光・グルメ
1日目 ミラノからヴェネツィアへ → ヴァポレットでホテルへ → カフェ・フローリアン → ゴンドラ → アペリティーボ → 運河沿いで夕食 → 夜の街歩き
2日目 サン・マルコ広場 → サン・マルコ鐘楼 → カフェ・フローリアン → リアルト橋 → SUSOのジェラート → サン・マルコ寺院 → サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 → アカデミア美術館 → サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 → ホテルディナー
3日目 ホテルで朝食 → 水上タクシーでサンタ・ルチア駅へ → フィレンツェへ
ヴェネツィア最後の朝はホテルで朝食を楽しみ、チェックアウト。
ホテルに水上タクシーを手配してもらい、サンタ・ルチア駅へ向かいました。ホテルを水上タクシーで離れる最後の瞬間まで、ヴェネツィアらしい旅でした。

 ミラノからヴェネツィアへの行き方と交通事情

サンタルチア駅

ミラノからヴェネツィアへのアクセス

今回はミラノ~ヴェネツィア間の路線工事の影響で通常とは異なるルートとなり、ボローニャで乗り換え。ミラノ中央駅を11時に出発し、ヴェネツィア・サンタルチア駅には14時40分に到着しました。

工事中のため、通常2時間30分前後で到着するところ、この日の所要時間は乗り換えを含めて約3時間40分かかりました。乗り換えはありましたが、午後にはヴェネツィアに到着することができました。

区間 交通手段 時刻・所要時間
ミラノ中央駅 → ボローニャ フレッチャロッサ 乗車
ボローニャ → ヴェネツィア・サンタルチア駅 フレッチャロッサ 乗り換え
ミラノ → ヴェネツィア 11:00発 → 14:40着/約3時間40分

※運行ルートや所要時間は時期によって変更されるため、予約時に最新の情報を確認するのがおすすめです。

ヴェネツィア市内の交通

ヴァポレットの駅

ヴェネツィア・サンタルチア駅に到着した後は、駅前のチケット売り場でヴァポレットのチケットを購入。

15時発のヴァポレットに乗り、約30分でホテル近くの「アカデミア」停留所へ。そこから徒歩約5分で、この日の宿泊先「ホテル・ナニ・モセニゴ・パレス」に到着しました。

ヴェネツィアの移動手段といえばヴァポレットが代表的ですが、今回の滞在では、実際には徒歩での移動が中心でした。

ヴェネツィア

迷路のような細い路地や小さな橋を歩いていると、目的地までの道のりそのものが観光のように感じられます。

ヴァポレットやゴンドラから眺めるヴェネツィアとはまた違った街の表情を楽しめるので、時間に余裕があればぜひ歩いてみてほしいと思います。

滞在中は、観光に小型フェリーのようなヴァポレットやゴンドラを利用しましたが主な移動手段は徒歩。帰りはホテル前から水上タクシーを手配してもらい、サンタルチア駅へ向かいました。

今回利用した交通手段

水上タクシー

交通手段 今回の利用
ヴァポレット サンタルチア駅からホテル付近へ/サン・ジョルジョ・マッジョーレへ
徒歩 観光の中心。街歩きを楽しみながら移動
ゴンドラ ヴェネツィア観光として利用
水上タクシー ホテルからサンタルチア駅へ

ヴェネツィア観光・移動の所要時間

ヴェネツィアは観光スポットが比較的コンパクトにまとまっている一方、移動にはヴァポレットや水上タクシーを利用する場面もあります。

今回の2泊3日の滞在で実際にかかった観光・移動時間をまとめました。旅の予定を立てる際の目安として参考にしてください。

観光・移動 所要時間の目安
サンタ・ルチア駅 → アカデミア(ヴァポレット) 約30分
アカデミア停留所 → ホテル(徒歩) 約5分
サン・マルコ広場 → サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会(ヴァポレット) 約30分
ゴンドラ(英語ガイド付き・待機時間含む) 約1時間
アカデミア美術館 約1時間
サン・マルコ鐘楼 約40分
サン・マルコ寺院 約40分
ホテル → サンタ・ルチア駅(水上タクシー) 約30分

ヴェネツィア王道観光|サン・マルコ広場から街歩きへ

サン・マルコ広場と周辺の見どころ

サン・マルコ広場

サン・マルコ広場

ヴェネツィア観光の中心となるのがサン・マルコ広場。広場を囲むように、サン・マルコ寺院や鐘楼、ドゥカーレ宮殿など、ヴェネツィアを代表する観光名所が集まっています。

どれも人気のスポットなので、訪れる際は早めの予約がおすすめです。

サン・マルコ寺院

サン・マルコ寺院

まず訪れたいのが、サン・マルコ寺院

サン・マルコ寺院

内部を彩る黄金のモザイクは圧巻で、聖書の物語が描かれています。黄金色に輝くモザイクが壁や天井を埋め尽くす光景は、まるで別世界に迷い込んだよう。ヴェネツィアの長い歴史と繁栄を感じさせる、必見の美しさでした。

サン・マルコ寺院

そして、祭壇の裏側にあるパラ・ドーロ(黄金の祭壇画)も見逃せません。
約2,000個ものエメラルドやサファイア、ルビー、真珠などの宝石が埋め込まれた、まさに宝物のような祭壇画です。

1204年の第4回十字軍によってコンスタンティノープルが征服された際、ヴェネツィア共和国が持ち帰った宝物のひとつともいわれています。
長い歴史を経て今もなお輝きを放つパラ・ドーロは、サン・マルコ寺院の中でも特に印象に残るものでした。

※こちらは大聖堂とは別にチケット必要です。

鐘楼

鐘楼

隣接する鐘楼は、エレベーターで頂上まで上ることができます。赤い屋根の建物や運河、サン・マルコ広場を一望でき、ここから眺めるヴェネツィアの街並みも必見です。

外から見るとかなり傾いているように見える鐘楼。過去には一度倒壊し、現在の鐘楼は再建されたものだと知っていたので、上るときは少し恐る恐るでした。

ところが、実際に見晴らし台まで上ってみると、傾きによる違和感はまったく感じません。エレベーターで気軽に上ることができ、頂上からはヴェネツィアの美しい街並みをゆっくり楽しむことができました。

ドゥカーレ宮殿

ドゥカーレ宮殿

ドゥカーレ宮殿は残念ながらチケットが取れず、今回は豪華な外観を眺めるだけに。鐘楼からのドウカーレ宮殿とアドリア海の眺めは見事でした。

溜息の橋

溜め息の橋

宮殿から牢獄へと続く「溜息の橋」も訪れました。牢獄へ向かう人が、宮殿の柵のある小窓から最後に橋のあるこの景色を眺め、ため息をついたことから、その名が付いたといわれています。

老舗カフェ、カフェ・フローリアン

カフェ・フローリアン

そして、サン・マルコ広場でぜひ立ち寄りたかったのが、1638年創業の老舗カフェ、カフェ・フローリアン。

カフェ・フローリアン

1回目の訪問者では歴史ある店内で、2回目の訪問ではテーブルチャージのある席へ。演奏が始まると、なんと日本の懐かしい昭和の歌謡曲「瀬戸の花嫁」も。ほかの2曲と合わせて3曲も演奏していただき、思いがけないヴェネツィアでのひとときに、とても感激しました。

観光名所を巡るだけでなく、こうした思いがけない出会いがあるのも、ヴェネツィアの旅の魅力です。

リアルト橋とヴェネツィアの街歩き

リアルト橋

リアルト橋

ヴェネツィアといえば、やはり有名なのがリアルト橋

リアルト橋からの眺め

大運河に架かる美しい橋で、両端にはお土産物店が並び、周辺にはカフェやレストランも多くあります。橋の上から眺める大運河の景色も、ヴェネツィアらしい風景のひとつです。

魚市場

魚市場

リアルト橋の先には魚市場もあり、午前中に訪れると、新鮮な魚や野菜が並ぶ活気ある市場の様子を見ることができます。ただし、午後になると店じまいしているところが多いので、訪れるなら午前中がおすすめ。

市場の周辺では、海を身近に感じさせるように、海猫やカモメが行き交う姿も。

そして、ヴェネツィアの魅力は有名な観光スポットだけではありません。

ヴェネツィア土産

スリッパシューズのお店

細い路地を抜けたり、運河沿いを歩いたり、橋を渡ったり。目的地を決めずに街を歩いているだけでも、次々と違った景色に出会えます。素敵なお土産に出会えるかも。

「歩くこと」そのものが楽しい街。
それも、ヴェネツィアの大きな魅力だと感じました。

美術館と教会をめぐる

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

アカデミア美術館

アカデミア美術館

アカデミア美術館は、宿泊したホテルの最寄りの「アカデミア」停留所の目の前。アクセスもよく、2日目の夕食前に訪れました。

館内には色鮮やかなヴェネツィア派の宗教画が数多く集められていて、これほど多くの作品を一度に見るのは初めて。見事な作品の数々に圧倒されました。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

また、サン・マルコ広場の鐘楼からひときわ際立って見えたサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へも足を延ばしました。

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

さらに、サン・マルコ広場の対岸に位置し、ヴェネツィアを象徴する建物のひとつでもあるサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会へ。

聖堂の聖具室には、ティントレットの「カナの婚礼」もあります。

「カナの婚礼」は、新約聖書に登場する場面を描いたもの。婚礼の席でぶどう酒がなくなった際、キリストが水をぶどう酒に変えたという奇跡の物語です。

美術館だけでなく、こうした教会や聖堂で絵画や建築を楽しめるのも、ヴェネツィアの魅力。サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へはヴァポレットを使いましたが、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会へは、街を歩きながら向かいました。

運河や橋を渡りながら、目的地を目指して船に乗ったり歩いたりする時間も、ヴェネツィアならではの楽しみです。

ゴンドラから見るヴェネツィア

ゴンドラから見るヴェネツィア

ヴェネツィア到着日の夕方、英語ガイド付きのゴンドラツアーを予約していました。(日本語ガイドのツアーは完売していました。)

ツアー会社のガイド付きプランは個人で乗るより多少割高になりますが、事前に予約が取りやすく、初めてのヴェネツィアでも安心して参加できました。

ヴェネツィア

ツアーでは、他の参加者と一緒にゴンドラに乗り込みます。ゴンドラには、ゴンドリエーレの近くにあるソファー席のほか、両サイドにも座席があります。私たちはゴンドリエーレに近い位置の椅子に座りましたが、実際に乗ってみて、写真を撮るならゴンドリエーレから離れた席がおすすめだと感じました。

私たちはこの席に座れず残念でしたが、ゴンドリエーレから離れた席は、進行方向に向かって視界が開けるので、運河や建物の写真を撮りやすく、ヴェネツィアの街並みをゆっくり眺めることができます。
水上から眺めるヴェネツィアは、街を歩いているときとはまた違って美しい。

ゴンドラから見るヴェネツィア

運河沿いに並ぶ歴史ある建物や小さな橋、かわいらしい窓や装飾。夕暮れの街をゆっくり進むゴンドラから眺める景色は、風情があり、とても素敵でした。

ヴェネツィアに来たら、一度はゴンドラから街を眺めてみてほしいと思います。

ヴェネツィアのホテル|ホテル・ナニ・モセニゴ・パレス(Hotel Nani Mocenigo Palace)

ホテル ナニ モセニゴ パレス

今回ヴェネツィアで宿泊したのは、15世紀に建てられたヴェネツィア・ゴシック様式の歴史的建造物パラッツォを利用した、ホテル・ナニ・モセニゴ・パレス。

 優雅なロビーと緑あふれる中庭

ホテル ナニ モセニゴ パレス

ホテルに到着すると、優雅なロビーとスタッフの感じの良い対応に迎えられ、チェックインの際にはウェルカムドリンクも。これがとても美味しく、旅の疲れがすっと和らぎました。

そして、ホテルで特に印象に残ったのが、緑あふれる中庭テラス。

歴史を感じる建物の中に、緑に囲まれた静かな空間が広がっていて、とても素敵です。朝食もこのホテルらしい落ち着いた雰囲気の中で楽しむことができ、夜にはホテルでディナーをいただきましたが、こちらも素晴らしい時間でした。

ヴェネツィアの街歩きを楽しんだあと、ホテルに戻ってゆっくり食事を楽しめるのも、このホテルに泊まってよかったと思えた理由のひとつです。

 クラシカルで可愛らしい客室

ホテル ナニ モセニゴ パレス

私たちが宿泊したのは、おそらくホテルの中ではリーズナブルな客室を選択していると思いますが、それでもクラシカルな雰囲気がとても素敵でした。

イメージとしては、「シンデレラの屋根裏部屋を豪華にしたような感じ」。

少し屋根裏部屋を思わせる趣のある造りで、ヴェネツィアらしい歴史を感じながら過ごせる、印象に残るお部屋でした。

バスルームは十分な広さがあり、水回りもきちんと整備されていて快適。ベッドの寝心地もよく、観光でたくさん歩いた一日の疲れをゆっくり癒すことができました。

クラシックホテルならではの建物なので、上の階から足音が聞こえることはありましたが、気になったのはそのくらい。セキュリティ面でも安心感があり、スタッフの方々もとても親切で、滞在中は気持ちよく過ごすことができました。

歴史あるパラッツォに泊まる、ヴェネツィアらしいホテルステイ。

▶ ホテルの詳細・宿泊料金はこちら

 

ホテルの詳しい客室や朝食、ディナーについては、別記事で詳しくご紹介します。

 2泊3日で楽しんだヴェネツィア|まとめ

ヴェネツィア

ヴェネツィアには2泊しましたが、観光もグルメも十分に楽しむことができ、私たちにはちょうどよい滞在でした。

「ヴェネツィアとその潟」が世界文化遺産に登録されているように、歴史ある建物や運河が織りなす街並みは、どこを歩いても絵になる美しさ。サン・マルコ広場を中心とした王道の観光スポットを巡るだけでなく、少し路地に入ってみたり、運河沿いを歩いたりする時間も楽しみました。

ゴンドラやヴァポレットに乗って、水の上からヴェネツィアの街を眺めるのも、この街ならではの楽しみでした。

ヴェネツィア

そして、カフェで過ごした時間や、ホテルで出会ったスタッフの方々の温かい対応も印象に残っています。

観光だけを詰め込むのではなく、カフェでひと休みしたり、ホテルでゆっくり食事を楽しんだり。そんな時間もまた、ヴェネツィアの旅の大切な思い出になりました。

「歩いているだけでも楽しい街」。

それが、2泊3日を過ごして感じたヴェネツィアの一番の印象です。

世界文化遺産に登録された歴史ある街を、目的地だけを目指すのではなく、路地を歩き、運河を眺め、ふと立ち止まりながら楽しむ。そんな何気ない時間まで旅の思い出になることこそ、水の都ヴェネツィアの魅力なのだと思います。

そして今回のヴェネツィア滞在をより印象深いものにしてくれたのが、宿泊したホテル・ナニ・モセニゴ・パレス。

歴史ある建物や美しい中庭、温かいスタッフ、素晴らしい夕食も忘れられない思い出になりました。

歴史あるパラッツォに泊まる、ヴェネツィアらしいホテルステイ。

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ホテルの詳しい客室や朝食、ディナーについては、別記事で詳しくご紹介します。

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